こんにちは。
マイクロソフト エバンジェリストの渡辺 友太です。
今日は、Visual Studio Professional や Ultimate を無料で利用する方法をご紹介します。
※2014/11/14 追記
Visual Studio Community 2013 という新しい無料のエディションが発表されました ( 無料 かつ、機能は Professional 相当です )
誰でも無料!!!といいたいのはやまやまなのですが、そういうわけにもいかず。。。 条件はありますが、どなたにも機会は訪れる可能性がありますので、ぜひ知っておいていただければ嬉しいです!
Visual Studio Professional および Visual Studio Ultimate を無料で利用するには、下記2つのプログラムを活用します。
- DreamSpark
- BizSpark
DreamSpark で Visual Studio Professional を無料で利用する
DreamSpark は、学生の皆様に開発者向けのツールを無料で提供する、シンプルなプログラムです。
DreamSpark のページにアクセスし、学生用のアカウントを開設すれば、すぐに利用を開始できます。
学生かどうかの認証は、
- 学校の電子メールアドレス ( ドメイン )を使う
- 認証コードを使う
- 国際学生証を使う
の3つです。
アカウントを作成した後は、さっそくソフトウェアカタログからソフトウェアをダウンロードしましょう。
その他、Visual Studio だけでなくアプリ開発に必要な開発者登録が無料になったりと、 他にも特典満載です。学生の皆様、ぜひご活用ください。
BizSpark で Visual Studio Ultimate を無料で利用する
BizSpark はマイクロソフトが起業を考えている、もしくは起業した皆様を全力で支援するプログラムです。 Visual Studio Ultimate はもちろんですが、クラウド環境の利用枠の他、技術サポート等も3年間無償で提供します!
BizSpark のページにアクセスし、申込みを行ってください( 申込み手順はこちら )。
- 現在の事業または計画している事業の核をなすソフトウェア ベースの製品およびサービスの開発を積極的に推進している
- 設立 5 年未満もしくは法人化を目指している個人事業主/起業家
- 非上場かつ年間売上 1 億 2 千万円未満
- 事業概要、もしくは事業予定内容が記載されたオリジナル ドメインの Web サイトを所有
という条件があります。
無事、BizSpark への参加が完了した後は、様々な特典を活用しましょう。特典の中に、ソフトウェア開発に必要なOS, サーバー製品など300以上のソフトウェアをご利用いただける Visual Studio Ultimate with MSDN の利用権が含まれていますので、これを使います ( 開発用ソフトウェアダウンロードの手順はこちら )。
手順に従ってダウンロードページに行き、Visual Studio Ultimate のダウンロードボタンを押しましょう。
その他、ソフトウェアだけではなく、クラウド環境 Windows Azure や技術サポートも利用できます。新しくビジネスを立ち上げる際は、至れり尽くせりのBizSparkへの参加を忘れずに!
まとめ
Visual Studio Professional, Ultimate を無料で利用する方法をまとめると、下記の2つになります。
DreamSpark
- 対象:学生
- 使えるもの:Visual Studio Professional をはじめとする開発ツールや環境
- 詳細ページ:Microsoft DreamSpark - Students
BizSpark
- 対象:起業家もしくは起業準備中の方
- 使えるもの:Visual Studio Ultimate を含むビジネス立ち上げ支援( クラウド環境、技術サポート含む )
- 詳細ページ:BizSpark - マイクロソフト イノベーション センター
ぜひ、これらの仕組みをご活用いただき、Visual Studio 上位エディションを満喫してください。
そしてツールが揃った後は、Windows ストアでのアプリ公開の検討を始めましょう!!!!