マイクロソフト エバンジェリストのブログ

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ハードウェアの進化を見た Sculpt Ergonomic Desktop の6つのポイント

エバンジェリスト高橋です。

たまには全然関係のない話も。でも開発には一番重要といってもいいマウスとキーボードの話。

個人のPCをい新しいものにして、ついでにキーボードとマウスを検討していました。体はすっかりアイソレーションキーボードになれてしまいいろいろ探していたのですが、最終的に Sculpt Ergonomic Desktop に決定!

 

1, 小型の統合ドングル

最近は各メーカーそうなっていますが、小型のドングル1つでキーボードとマウスの両方に対応しています。ドングルはマウスの中に内蔵されていました。(一応持ち運びも安心です)

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ドングル自体は、ほかのマウス用のものに比べて長さがありますが、むしろデスクトップの後ろにさしたり抜いたりするのには便利な長さになっています。

2. 電池の蓋、パームリフトはマグネット接続

電池を入れよう(実際には絶縁シートを外すだけ)と思ったら電池蓋の詰めがない。で、一寸爪で返したら簡単に開きました。なんとマグネットでついているんです。

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もちろん通常使っている間でとれるような場所でも、構造にもなっていないので安心です。これはすごい。

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キーボードも同じで角度をつけるパームリフトもマグネット接続になっていました。

3. 今までのセパレートの中ではもっとも使いやすい

キーのタイプの好みもあるので、キーボードはある人が使いやすいからといって万人に受けるわけでもないですが。

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私にとっては今まで使ったセパレートタイプのキーボードの中で一番使いやすかった。アイソレーションキーボードになれていることもありますが、真ん中の盛り上がりの角度がきつすぎないのもよかった。スペースバーはアイソレーションキーボードのほうが打ちやすい気がします。

ちなみに、パームレストは一体になっているので取り外すことができません。

※ なお、このスペースキーのLEDは電池投入時に転倒する以外は電池残量が低下しない限り点灯はしないものだそうです。

4. セパレートなテンキーに電卓ボタンw

テンキーはセパレート。液晶パネルがあったら電卓になりそうです。テンキーが分離したおかげでキーボード周りはすっきり。マウスとキーボードを並べておいて使うのにはちょうどいいサイズになっています。

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と思ったら、上に電卓ボタンが。これを押すと電卓が起動できます。これ、本体キーボードにもついてます。結構便利に使えるのかも。

5. やっぱり Ergonomics マウスは最高!

前に発売していた、エルゴノミクス マウスも愛用していたのですが、この形が好きなんです。

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極端に背の高い丸形で手のひらを上からでなく、斜め上からかぶせるようにして、マウス全体を包むように握って使います。この角度は手首に負担をかけないのです。

6. 戻るボタン、ホームボタン、ホイールはコリコリ感あり

一見するとオプションボタンがなさそうなマウスですが、しっかりありました。

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Windows 8 で便利な ホームボタンが水色のボタンとしてあり、さらに(最初気が付かなかったのですが)横に親指で押せる戻るボタンがあります。もちろんホイールも中ボタンとして使えます。ホイールは抵抗のないタイプではなく、微調整操作に便利なコリコリ感のあるものでした。

Fn 切り替えは残念?それもあり?

1点、難しい点は Fnキーの切り替えスイッチ。スイッチなんです。

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ファンクションキーをFnキーとして使うか、もしくはWindows 8の操作用の機能ボタンとして使うか、これがFn キー+ファンクションキーではなく、スライドスイッチで切り替えるものでした。これはいろいろ意見が分かれそうです。

ただ、通常は ファンクションキーで使うでしょうし、じっくりストアアプリを使うときには切り替えてしまうという使い方が思いのほか便利で明確であったのは事実。

Playボタンだけは機能設定可能

まぁ、もともと期待はしてないですが、Playボタンだけは機能設定が可能。特定のキーを割り当てたり、いくつかのキーの組み合わせをマクロ的に入れることができたり、もちろんアプリケーション起動も可能です。

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とはいえ、上述の通り、Fnキーの切り替えが必要なのでちょとび微妙です。

 

誰にでもお勧めできるか?

この製品、誰にでもお勧めできるかというと、ちょっと勇気が要ります。

  • エルゴノミクス大好きな人
  • アイソレーションキーボードが好きな人
  • 見た目重視な人

こういう方は、少なくともぜひ一度は触ってみてください。