読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

マイクロソフト エバンジェリストのブログ

日本マイクロソフトのエバンジェリストが、技術情報を発信するブログです!

Windows 8 アプリの開発環境

VisualStudio 高橋

最近艦これに興味津々の高橋です。いや、最近じゃないですね。

さて、今日は Windows 8 アプリケーションの開発環境についてお話してみたいと思います。って1個だけなんですけどね。

唯一無二の開発環境
Windows 8 アプリの開発環境というタイトルですが、実際のところ、Microsoft には開発環境は1つしかありません。
Visual Studio です。

f:id:ms_eva:20130829173954j:plain

Visual Studio は Windows 8 専用の開発環境ではありません

たとえばこんなアプリを作ることができます。

  • Webアプリケーション
  • Windows Phone 用のスマートフォンアプリ
  • Office を使ったアプリ
  • もちろんWindows 8のストアアプリケーション
  • Windows のデスクトップアプリケーション
  • PC用のゲームとか
  • クラウドソリューションとか

全てこういったアプリが、この Visual Studio 1つで開発することができます。もちろんこれは、Visual Studio で開発できるもののごく1部でしかありません。いずれにせよ1つの開発環境さえ覚えてしまえば、何でも作れるのです。

 

ALM にも注目

現在のVisual Studio は開発だけではなく、設計、テスト、更にプロジェクト管理までツールを通してできるので、その機能に応じていくつかのエディションが用意されています。ALM(Application LifeCycle Management)にも注力しています。

とはいえ、もちろんホビーデベロッパーが Windows 8 ストアアプリケーションを作って公開するまでなら、フリーで公開されている Visual Studio Express を含んだ Windows 8 SDK をダウンロード、数クリックだけで環境が整います。後は何もいりません。

http://www.microsoft.com/visualstudio/jpn#products/visual-studio-express-products

必要なものといったら、インストールに必要なディスク容量と、インストール中に飲むためのドクターペッパーくらいでしょうね。(ドクターペッパーのテーマカラーとVIsualStudio のテーマカラーの共通点に着目しているのは私だけでしょうか?)

 

一度使ったらやめられないVisualStudio
まぁ、唯一の開発環境なわけなので、選択の余地はありませんが、それでもVisual Studioを使って人は皆こう言います。

「Visual Studio に慣れるとほかの開発環境には戻れない」

と。なぜか?さまざまな理由があると思いますが、なんといっても強力な開発支援機能でしょう。記述中のコードの候補をリアルタイムに表示するインテリセンス機能や、開発コードのリファクタリング機能。また、強力なデバッグ機能もその理由の一つでしょう。
Visual Studio を知れば知る程、手放せなくなるでしょう。

 

開発言語は選択できる!
さて、開発者にとって環境がそろったら、次に大事なのは開発言語です。

といっても大事なんですが、結構選択肢がないというのが今の新しいプラットフォームのパターンですよね。このプラットフォームであれば、開発言語はこれ!と決まってしまうことがたいてい。

ただ、Windows 8 のストアアプリケーション開発においてはちょっとだけ選択肢が用意されています。

  1. XAML & Visual Basic
  2. XAML & C#
  3. XAML & C++
  4. HTML + Java Script

ほとんどの開発者なら、この開発言語のどれかは経験したことがあるでしょう。アプリケーションを作る際にはこのいずれかの言語を使って開発を進めることができます。

 

デザインって重要ですよね?
スマートフォンやタブレットが普及するにつれて、アプリケーションの中で大きく変わった点の一つがユーザーインターフェースです。

美しいUIはもう既に当たり前ともいえ、アニメーションやインタラクションを使った、非常に軽快なアプリケーションが増えてきました。当然これからのアプリケーションにはこういった部分が期待されています。Visual Studio を使っても実現できないことはありませんが、より直観的、効果的なエフェクトを実装したいならやっぱり専用のツールあったほうが便利です。

そこで、作られたのが Blend for Visual Studio です。

f:id:ms_eva:20130829173610j:plain

これはVisual Studio にサブアプリケーションとして同梱されているものですが。その機能を一言でいうなら「デザインに特化したVisual Studio」といったところでしょうか。

パス オブジェクト、グラデーション、アニメーション作成のためのタイムラインなどBlendのユーザーインターフェースや機能はドロー系のデザインツールそのもの!ですので、デザインをやられる方も無理なく使えるツールになっています。(なんと

Adobe社のIllustrator と同じショートカット設定になっているんです)

もちろん、開発プロジェクトをそのまま開けるだけでなく、コンパイルや実行までできる最強のアプリデザイン環境になっています。

 

ヘルプはすべての情報が書かれたMSDNライブラリ
Microsoftの開発情報は全てMSDNライブラリに記載され、その大半は日本語に翻訳されています。

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/

開発のための情報だけではなく、サンプルコードに至るまですべての開発情報が集約されています。

 f:id:ms_eva:20130829180452j:plain

そしてVisual Studo のヘルプはそのMSDNライブラリに直結されているため、最新の開発情報が常にヘルプ機能として利用することができるようになっています。

 

まずはトライ

まだまだ語りたいことはいくらでもありますが、とりあえず簡単なところでだけ書いてみました。さぁ、後は開発にチャレンジです。