マイクロソフトの田中達彦です。
今回は、Windows ストアの開発者ダッシュボートを紹介します。
開発者ダッシュボードとは、アプリを Windows ストアに登録するためのサイトです。
開発したWindows ストア アプリを世の中に出すには、最初に開発者アカウントを取得します。
個人の場合は年間 4,900 円、法人の場合は年間 9,800 円 (どちらも 2013 年 9 月現在の価格) の登録費用を支払うことにより、Windows ストアにアプリを公開できるようになります。
開発者登録をすると、登録したアカウントごとにダッシュボードが作られ、アプリを公開できるのです。
このスクリーンショットは、僕のアカウントのダッシュボードです。
ここから、アプリを登録したり、アプリのダウンロード数を見ることができます。
開発者アカウントの取得方法や、ストアへのアプリの登録の仕方については、下記のブログをご参照ください。
田中達彦のブログ : 「この漢字 読めるかな?」の改変方法 その3 ~ストア用のアプリを作ってストアに上げる~
ストアのダッシュボードでは、単にアプリごとのダウンロード数を知るだけではなく、年齢別や国別のダウンロード比率を見ることもできます。
上のアプリはあるゲーム、下のアプリは青空文庫をアプリ化したものです。
ダウンロードしている男女比、年齢層がずいぶん違うことがわかります。
上のゲームの場合は、日本以外からもかなりダウンロードされていることもわかります。
アプリのダウンロード数のみならず、そのアプリがどれくらい使われているかの情報も取得できます。
以下のグラフは、あるアプリの1日あたりの平均的な使用時間です。
青い線がこのアプリの使用時間、オレンジの線はアプリが属するカテゴリー (この場合はライフスタイルのカテゴリー) の平均使用時間です。
このアプリの場合は、8月24日(土)、25日(日)や9月7日(土)、8日(日)に使用時間が上がっているので、土日に使われやすいということが読み取れます。
Windows ストア アプリを作って公開すると、どのくらいの人に使われているか、どの国の人に使われているかなど様々な情報を得ることができます。
アプリが完成した後、簡単な手順でアプリを世界中に公開できるだけでなく、これらの情報を入手できるので、アプリ公開の楽しみが広がりますね。